2008年10月25日

夕凪の時代

mixiの『ヨコハマ買い出し紀行』コミュで同作品の小説版が刊行されたのを知って、本屋に走りました。
店の入り口に『配達中 暫くお待ち下さい』の張り紙をして。(<をい)


『ヨコハマ買い出し紀行
-見て、歩き、よろこぶ者-』
原作:芦奈野ひとし
著者:香月照葉
講談社/KCノベルズ
ISBN978-4-06-373326-6
かつて、多くの人々が暮していた町は、少年ロボットのオメガと、彼を創った宇布美だけになっていた。やがて、一人ぼっちになってしまったオメガは、美味しいコーヒーで訪れる人をもてなすロボットが住むという東の国を目指す。そして少年はようやく「カフェ・アルファ」にたどり着いたのだが・・・・・・。



暫くお待ち下さい
追記します。

☆☆☆


ということで、読了。(<マテ

はぁ〜(´▽`*)良かった♪良かった♪

出てくるエピソード等は原作と登場人物が違ったりしますが(カメラを届けるのがココネじゃなくおじさんだったりする)、世界観(設定)は原作のままと言うか、原作では謎?のまま残していたものにハッキリとした説明をしています。

挿し絵も原作者の芦奈野氏が描かれているし、巻末には単行本未収録だった『峠』が収録されているので、この小説版で説明された事柄(設定)は原作者の"公式"設定だと考えて良いのかも。

アルファのセフリに

「だってさ、たとえば、タカヒロやおじさんたちは、みんな、おなじ船に乗っているようなもんだから」
(略)
「私は、今たまたまみんなと一緒にいるけど、同じ時代の人だって言えるのかどうか分からないしなぁ・・・。私は、みんなの船を、岸辺で眺めてるだけなのかもしれない」

というのがあります。

アルファはロボットで不老だから自分の時間(時代)が止まっていると考えているのかも。

でも自分は逆に思えます。
ロボットのアルファが一人船に乗り、岸辺の人間達の時代を眺めている。
そして、止まってしまった時代から一人遠ざかりながら次の岸辺(時代)を眺めているというイメージです。

読了して、やはりそのイメージは間違ってなかったなぁと思いました。

原作を好きな方にはちょっとショッキングな謎解きもありますが、読んで後悔することはないと思います。お勧め。

☆☆☆




『ヨコハマ買い出し紀行』が終わって2年半。
久々にあの夕凪の時代にたっぷりとひたりました。

んで、小説と同時発売で芦奈野ひとし氏の新作コミックが発行されました。


『カブのイサキ』
原作:芦奈野ひとし
講談社/アフタヌーンKC
ISBN978-4-06-314534-2
どーゆーわけか?地面が10倍になった広大なこの世界では、ヒコーキがアシ代わり!
名機「パイパー・スーパーカブ」を駆る、少年・イサキ。
近所のシロさん・カジカ姉妹とともに、今日もまったり・楽しく・たくましく生きてます!!



『ヨコハマ買い出し紀行』とはまた違った世界。
ヨコハマ〜は海が上昇して陸が少なくなったけど、今度の世界はヨコハマ〜とは逆に陸が増えて(膨張してる?)移動が飛行機という世界。
またまた、また〜りとした世界観でほっこりするお話しでした。
(^^)
posted by ヘイゴ at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記