【18】EvoCamを使用した監視カメラサーバ構築
evologicalが開発したEvoCamというアプリを使用して監視カメラサーバを構築します。
EvoCamは20ドルのシュアウェアです。
15日間試用できるトライアル版も用意されています
現行バージョンは3.5(2004/11/9現在)ですがこちらではV3.4を主に説明しています
またOSXでも使用出来るようですが、ここではOS9版を紹介しています
使用出来るMacはビデオ入力端子のあるMacかUSBカメラを使用できるMacです
CPUは処理能力が高い方が良いでしょう
現在、会社のサーバではPM7600にG3/233+ビデオ入力で動いています
また自宅サーバ(iMac333)ではUSBカメラにて作動しています。
これから紹介するのは当サーバで動いているEvoCamの設定です
こちらで紹介されている以外の設定(画像をFTPサーバに送る、メールで送る等)も出来ますが、それらはご自身でテストされてみて下さい。
当サーバでの設定
1.サーチ機能で監視範囲内に動きがあった場合に撮影(保存)
2.保存する画像は48枚まで。それ以上は古い順に削除(リネーム)
3.撮影時間は午前7時〜午後5時迄とし、夜間は撮影(保存)を休止
4.Evocamのサーバ機能を使ってリアルタイム動画配信(ポート8080)
上記の設定方法を以下に説明しています
サイトからEvoCamをダウンロードし、解凍すると以下のようなファイルが出来ます
赤丸で囲んだEvoCamがアプリケーション本体です。
ダブルクリックして起動します

起動すると自動で入力されているソース画像を読み込みます。
表示されない場合は
Optionsメニューから
Video Inputを選択するか
ウィンドウの
Itemsタブを選択し
Video Inputボタンをクリックすると入力ソースを選択出来るようになります。

ここでソースを選択すれば画像が表示されるはずです。
USBカメラの場合にはドライバが必要になります。使用するカメラのUSBドライバをインストールしておいて下さい

EvoCamには指定した範囲に動きがあると撮影を開始するモーションサーチ機能があります。まずはその設定から

ウィンドウの
Itemsタブを選択、左にある
New Itemをクリックし
Sensorを選択します
画像に四角いマスが出てきますのでこれがサーチ範囲になります
マスの四隅をドラックすると選択範囲を広げることができます
Sensitivity:でセンサーの感度を調節できます
On motion:でセンサーが感知した場合の動作を指定します。(当方ではRefreshを指定しています)
Show motinをチェックしておきます。
Reccharge Timeは初期設定の5秒のままで良いでしょう
次にサーチで撮影された画像の保存先を指定します

ウィンドウの
Optionsタブをクリック、
Save image to folderにチェックを入れ
フォルダーアイコンをクリックすると
webcam.jpgの保存先を聞いてきますので
保存先のフォルダを指定して[Choose]をクリックします。
次に保存する画像数(最大48枚)を指定するため
Saving Optionsをクリック

Leave last [ ] images in folder にチェックを入れ保存したい枚数を入力します(最大48)
これでサーチで撮影された画像が指定したフォルダーに指定枚数まで保存されるようになります
ファイルはwebcam0.jpg(webcam.jpg)〜webcam48.jpg(指定枚数が48枚の場合)までの連番になり
常にwebcam0.jpgが1番新しい画像になります(指定枚数を超えると画像ファイル名が全て撮影順にリネームされます)
Refresh: When motion is detectedにチェックを入れます
Scheduleをクリックすると撮影(画像保存)する時間を設定出来ます。

昼間は撮影せず、夜間のみ撮影したい等の設定が出来ます。
当サイト(上記画像)では夜間は撮影せず、昼間のみ撮影する設定になっています。
(昼間が留守がちであり、また夜間はカメラが真っ暗になるので保存する意味が無い為)
次に画面に日付等のデートを表示する設定

Itemsタブに戻り
New Itemをクリックし
Clockを選択します
フォントやサイズ、カラー等を設定出来ます
Filledは文字の背景を、
Shadowは文字に影つけ、
Antialias textは文字にアンチエリアスを掛けます。
撮影する画面に合わせて設定して下さい。
また、日付や時刻のフォーマット変更は
Type:で変更出来ます。

Evocamのフォルダには保存した画像を表示させる為のサンプルファイル(HTML)が
HTMLや
JavaScriptというフォルダに入っていますが、当サイトでは上記画像のように一覧表示するHTMLを別に書いています。
保存した画像のあるフォルダはQPQ(サーバソフト)の機能を使い、IDとパスワードでアクセス制限をかけて一般の方がアクセス出来ないようにしています。
次にリアルタイムで動画を配信する為の設定

Serverタブをクリック、
Configure:で
Built-In Web Severを選択します

Advancedをクリックして
Require username and passwordにチェックを入れ
Username:と
Passwold:を入力します。これで管理者以外には動画を見られなくなります。

Serverタブのメニューに戻り、
Enable built-in web severにチェックを入れると
動画サーバとして動き出します。
使用するポートは8080番です。ルータ等を使用している場合はポートを開けておきましょう。
Address:にURLが表示されていますので、ブラウザでご確認下さい

(上記は自宅サーバの動画キャプチャー)
※動画はJAVAアプレッドで動作します。JAVAのプラグインがインストールされたマシン、ブラウザでしか表示出来ません。
以上で監視カメラサーバが動き出しました。
(動画配信のみEvoCam内蔵のサーバを使用しています)
EvoCamには上記設定の他に
・一定間隔で撮影するインターバル撮影
・撮影した画像をFTPサーバにアップロードする
・同画像をメールで送信する
・静止画ではなく動画で撮影する
等の機能があります。
上記を参考に自身の環境にあった設定を試してみて下さい。